永遠の夕暮れ

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zoom RSS ライヴエイド(LIVE AID) DVD

<<   作成日時 : 2009/07/23 21:14   >>

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 ライヴエイドのDVDをヤフオクで入手しました。2004年発売のものです。
 ライヴエイド(LIVE AID)。1985年7月13日に行われた、ライブイベントとしては最大規模の出来事だった。
 当時、僕は高校生で、生放送の番組が夜通し(英米との時差のため)だったこともあって全て見られなくて、今回、ほぼ(トラブルなどに起因する未収録シーンあり)これを見られることになる。
 ライヴエイドは純粋な音楽イベントではなく、凄惨な飢餓に襲われていたエチオピアへの援助を目的としたチャリティーコンサートである。でも、僕たちの世代にとっては、もっと上の世代のウッドストックにあたるのではないかと思う。あの時の興奮は、『ウィ・アー・ザ・ワールド』と相まって決して忘れられない。もちろん、25年も前の映像を見たってそれがもう一度味わえるわけではないけれど、充分に価値があると思う。
 これは、(幻想かもしれないが)「音楽が世界を一つにした瞬間」だった。

 チャールズ皇太子と故ダイアナ妃の入場(近衛歩兵第2連隊による演奏)。そして、ステイタス・クオーのプレイによりイベントが始まる。
 早々にスティングとフィル・コリンズの共演が見られるなど大規模イベントならではの展開。
 U2の「ブラッディー・サンデー」(実在の「血の日曜日事件」を題材に唄ったもの。イギリス陸軍により、デモ行進中の非武装の北アイルランド市民が銃撃された惨劇。死者は14名とされる。ちなみにテレビ映画『ブラッディ・サンデー』は民主主義先進国での惨劇が衝撃的で必見。)はナイスな選曲ですな(笑
 クイーンとデヴィッド・ボウイも頑張ってます。ボブ・ディランは当時酷評されたけど、俺は満足です。
 ポール・マッカートニーの「レット・イット・ビー」も貴重ですね(音は再録らしいです)。
 ビーチ・ボーイズも往年の名曲が(古い演奏スタイルが浮いているのはともかく)良いですねぇ。
 ティナ・ターナー、なつかし〜
 ほんとにスゴイです。あの熱狂の中に(日本ではあれ)いられたのは本当に幸運だったと思います。


 このイベントは、最後の、世界を一つにした素晴らしいイベントだったのだなぁと、哀しい思いもするんですよね。それは音楽的観点からの感想ではありませんが。
 民主主義の最後の頂点の一つ。最後の・・・
 この年、ソ連ではゴルバチョフ氏が共産党書記長に就任し、東西冷戦の終焉に向けて世界は動きだしていた。その時点では正しい思いだった。しかし、この時点、去年までは誰も気づかなかったけれど、アメリカのレーガン、イギリスのサッチャーは、昨年の秋に破滅を迎えた金銭至上主義に舵を切り始めていた。
 「1989年のベルリンの壁の崩壊」は冷戦の終結と世界が一つになるという熱狂的出来事であったが共産主義という抑止力を失った資本主義は暴走を始め、世界中に猛威をふるい始めた。
 「1991年の湾岸戦争」そして「日本のバブル崩壊」へと続く。日本では規制緩和が極端に進み、特に小泉時代に社会は惨憺たる状況に陥った。そして世界がグローバル化により一体となるという幻想が膨らんだが、目覚めてみれば、富める者だけがひたすらカモから搾取するだけ搾取するための手段なのが実態だった・・・あれ以降、世界は一体になどなりはしなかったのだ。金儲けを除いては。

 単なる回顧主義でいいのかは考えるにして、当面はこれを楽しみましょうか。

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