永遠の夕暮れ

アクセスカウンタ

zoom RSS 東京に水爆が落ちる日

<<   作成日時 : 2010/03/11 22:42   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

子供の頃から、ウルトラシリーズで一番好きなエピソードが、『帰ってきたウルトラマン』のグドン&ツインテールの前後編だった。

この話は怪獣モノとして十二分に面白い。
ツインテールのデザイン、怪獣の設定、映像美。子供視点でも面白い。

しかし、子供心にも理解に苦しむところがあった。
ウルトラマンが敗れた後、国際的な威信を守るために東京に水爆級の爆弾を投下し怪獣を抹殺するという上層部の決定。

「東京を壊滅させたら日本経済終わりだろ?」とツッコミたくなる。

が、オトナになってようやく理解できたた。
太平洋戦争のカリカチュアなのである。

戦争を無かったかのように経済発展のみを追求する時代に投じた一石。

工場現場から発掘されたツインテールの卵は掘り起こされた不発弾だ。
東京への水爆投下や途中で挿入される原爆ドームの映像は沖縄戦、広島・長崎の象徴だ。

沖縄戦では、日本兵は沖縄県民を死に追いやった。
広島・長崎のたった一機のB-29を迎撃しなかった。
実際には来るべき九州決戦に向けての戦力温存があったのだが、結局、日本は沖縄・広島・長崎を捨て石にして国体を守ったことになってしまった。

それに対して作品中では、日本軍に相当するMATが上層部に反抗して最後まで徹底交戦を貫く。沖縄戦のやり直しである。

また、主人公の恩人坂田一家は疎開を拒否する。
国家はどうあれ、個人個人の資質・信念が問われるシーンである。
同時に東京大空襲とオーバーラップする。

結局はMATの決死の地上戦とウルトラマンのタッグにより二大怪獣は倒されるわけだが、様々な角度から、年齢的に応じた視点から見て傑作だと思う。

一度、レンタルしてみてください。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
東京に水爆が落ちる日 永遠の夕暮れ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる