永遠の夕暮れ

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zoom RSS 土方歳三

<<   作成日時 : 2010/05/11 21:12   >>

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明治2年5月11日、箱館一本木関門にて戦死。
「男の生きざまといえば土方だ」と、俺なんかは単純に思ってしまう(ちなみにHMは彼の諱(いみな)の義豊から取ってます)。

 話がすごーく飛んでしまうんだけど、ノーベル平和賞などを受賞したマザー・テレサがいるんだけど、彼女の偉大さは貧しい人を助けたとかじゃないんだよね。インドで打ち捨てられて死に行く人に最後に人間らしい死にかたを与えたこと。何故なら、「死」は「生」の究極の終着点。死ぬということは生きるということの最大の意味を持つものだから。
で、土方歳三ほどこれにふさわしい生き方をした人間がいただろうか?
彼の死は、完璧に彼の生そのものを体現している。まさに「生き抜いた」のである。
俺は彼の死んだ35歳の誕生日を迎えた時、俺はまだ病んでいて、自由も利かず、かといって所帯持ちとしては生き延びるしかないしで虚しさと屈辱のあまり泣いた。あまりに惨めで。

前置きが長いな。

細かいことは無として。

いやもう一回前置き。
土方と言えば、ほとんどの人のイメージは司馬遼太郎先生の『燃えよ剣』だよね。間逆では、人間的な弱さを描いた池波正太郎先生の『色』があるけど。どちらもあくまで娯楽小説なんだけど、特に殆ど『燃えよ剣』のイメージが定着してる。
個人的には違うと思うけど。

土方の生き方の何がいいかって言えば、ブレの無さ。狂信ともいえるけど死の瞬間まで信念をひたすら曲げずに生き抜いた。
『武士道』これである。武士であること。
それは、具体的にというよりも信念なんだけど。
勝ち負けなんて関係ない。誰よりも武士であること、自分の信じる道を歩むこと。妥協なく。その先は死しか観えなくとも。
 函館政府の降伏前に全ての生を燃焼させた。あくまで生き抜いて、生き恥を晒すことなく。
 その真っ直ぐな生き方。幻想的な死は永遠に人々の心に残るものであろう。

『幕府』『将軍』というキーワードは、辞世の句に「よしや身は蝦夷が島辺に朽ちぬとも魂は東の君やまもらむ」と詠んでいるし、「心残りは慶喜さんの汚名をすすげなかったことだ」と言っているけれど、徳川慶喜にとっては彼は邪魔者。そもそも水戸藩の出で何度も幕臣を裏切っているし。時流から言えば為政者として適切な対応なんだけど。とにかく両者は噛み合っていない。『東の君』、もしくは「慶喜さんの汚名をすすぎたい」という言葉は、具体的に慶喜個人を指しているというよりも、『武士道』としての象徴なんじゃないかと思う。とにかく、「一国が滅ぶ時に一兵も死なないのは恥」「ただ生き抜いてしまえば近藤に合わせる顔がない」。単純だけど明確で、とことん貫いた。男だと思う。

 これを書くと、ファンからヒンシュクをかうと思うんだけど、俺は新撰組には興味は無い。土方個人。あるいは沖田。近藤はあまり……てところ。
 新撰組自体は、寄せ集め集団でヤバくなると脱走者は多いし、結局天然理心流組を除くと食い詰めた連中の集まりというイメージが強い。
『鬼の副長』「切腹切腹」というのもこの環境が影響していると思う。
京都に出た土方は、実家に宛てた手紙に祇園でどれだけモテたかを自慢する手紙を送っている(写本持ってますぅ)。かなりの浮かれようだ。
 後、函館時代は「人の帰すること赤子の母を慕うが如し」と評されるような温和な人物像も見せている。
 このギャップは、個人的には新撰組時代の立場上の問題があったのではないかと思う。
新撰組は主力を除けば食い詰めた連中の寄せ集め。
時勢が悪くなってからの逃亡者はともかく、有名な「池田屋騒動」の時に隊士の半分以上が病欠というありさま。
近藤は「食中毒が……」と書いているけど、メインメンバーはしっかり活躍している。食事は別だったかもしれないが、やはり不自然。
「京都に火を放ち、天子をさらう」という尊王のカケラもないとんでもないテロ行為を防止する一世一代の好機に半数以上の病欠者が出る組織。それも治安を預かる組織で。会社だって許されまい。新撰組のタルミ具合が分かる。
当初、「切腹」と書いてはいたもののあくまで「こんな気合でいこーぜー」的なものだったのが、本気でやらないと組織が危ない。
 だから副長としては鬼にならなければならなかったのだと思う。
 函館時代は、死に場所を見つけた安堵感もあるだろうが、部下はあくまで信念を同じくした幕臣。死を前にして、ここでようやく安息を得たのかもしれない。

 で、『燃えよ剣』は、新撰組時代以降ばかり読み返してます。
 あそこは泣ける。

 来年は函館行きたいなー 前回は全て土砂降りという悪夢だったから。

 ぐはっ!まとまらなかったなぁ。だってー平日なんだもん。て、言い訳。
 なので、過去記事をよろしく。
 http://nsjap.at.webry.info/200605/article_11.html



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