永遠の夕暮れ

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<<   作成日時 : 2008/08/03 00:40   >>

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ダークナイトの先行上映を見てきました。
いや、もう、これは良い映画です!!
万人受けとは言えませんが、この手の映画を見た後で、八割方文句を言う俺(笑)が、「これは、良かったよね!」と、一緒に見に言った友達と絶賛したくらいで。

長い(3時間弱)し、暗くて重くて救いがなくて、見終わってスッゲー疲れたのは確かだけど、とにかく見て損はないです!!
見ている間、結構いい時間が経って、「まさか、ここで終わりじゃないよね?後は続編だなんてないよね?最後まで見せてくれるよね?」と、願っちゃいましたもん。マジで。

正義を演じることで己の存在を支えているバットマン=ブルースに対して、合わせ鏡のように純粋な悪(ほんとは、悪なんてチープな言葉は使いたくない存在)ジョーカー。
そして、今回、重要な役回りは、「暗黒の騎士:バットマン」に対して、純粋に正義を貫き、バットマンの理解者でもある「光の騎士:新任検事ハービー・デント」。
この三人を軸に、良心的な刑事ジム・ゴードン、ブルースの幼馴染にしてデントの恋人レイチェル(あまり美人でないのがちょっと・・・)が絡み、見事にキャラクターの使い方もハマッています。
あと、モーガン・フリーマンは、相変わらず映画出まくってるなぁ(笑

なんと言っても、今回の悪役、故ヒース・レジャー演じる『ジョーカー』は素晴らしい。
口から頬まで切り裂かれた傷とピエロのメーク。くちゃくちゃと舌を鳴らしながら話すクセ。
目的は、金でも権力でもなく、ただただ、破壊と殺戮。重く心を病んだ秩序型重犯罪者の典型(その手下も妄想型精神障害者が多いようだ)。
マフィアも恐れず、人を操り、裏切り、平然と殺人(部下に対してさえ)を犯し、建築物(病院すら)を破壊し、自分の存在の対象者としてバットマンの存在を求める男。
口の傷は、幼少期の虐待とも、妻を笑わせるために笑顔を作ったとも称していて、理由は不明。
ただ、過酷な人生を送ってきたきたことは確かだろうが。
明晰な頭脳と常識(倫理やいわゆる極道の行動)の範疇を超えた行動で、周囲を翻弄し、警察を手玉に取り、自らの痛みにも命にも恐らくは何も感じていない男。
反面、身に付けているのは、ありふれたジャケット。ポケットの中身はナイフと糸くずだけ。指紋もDNAも警察にデータが無いという、誰でもないという寒々しさ。
殺人鬼でありながら、ヒース・レジャーの名演もあって、惹き付けられる。いや、ここまで徹底したクレイジーぶりを見せられれば、魅力を感じないわけがない。
通常、連続殺人鬼なんかは、より完璧な犯罪を行う欲求に取り付かれて、たどり着くことのない完璧な犯行を求めて、犯罪をくり返すものだが、彼は、計画が思い通りに行かないことも、人を支配することなんてできないことも理解している。
その上で、自分の欲求のままに暴れまわる。
だから、力では圧倒的に強いバットマンを常に上回るのだ。
『羊たちの沈黙』のレクター博士とはタイプの違った知的犯罪者の魅力が溢れている。

何度も事件解決と思わせながら、ことごとくジョーカーの策略というどんでん返しの連続。

また、ハリウッド映画にありがちな市民の良心(正義感)を見せておいて、それを見越したジョーカーの策がそれをひっくり返すという、安っぽいヒューマニズムの否定。
それを自らを犠牲にすることでギリギリに食い止めるバットマンの自己犠牲と、その結果による孤独。

爽快感は無い。疲れる。でも、間違いなく見て損はない。

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真相は闇に溶けて
「ダークナイト」を観たんだな。思ったけど、ジョーカーはドラゴンボール最強伝説の持ち主であるアックマンなんだな。アクマイト光線を浴びると悪心がどんどん膨らんでゆく。パーン!メタボリック! ...続きを見る
MESCALINE DRIVE
2008/08/22 06:41

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